数珠の扱い方

数珠は葬式や法事など仏事には欠かせません。必ず、一人に一つは持つものです。

数珠の玉の数は人間の煩悩(ぼんのう)をあらわす百八個が基本となっています。常に携帯して手を合わせれば、煩悩が消え、功徳(くどく)を得るといわれています。

正式な数珠は宗派によって、数珠の形が違っています。
一般には各宗派共通で使える略式の数珠が使われています。
略式の数珠は、18〜43個くらいの珠で作られていて、数に決まりはありません。

珠の素材に宗派による違いはないので、好きなものを選んでよいでしょう。
尊いといわれているのが菩提樹の実です。お釈迦さまが悟りを開かれたという場所にあった木が菩提樹だからです。木の実は年が経てば経つほど、つやを増してきます。
紫檀や黒檀などの銘木の数珠もあります。

宝石の数珠もあります。水晶、メノー、ヒスイ、サンゴ、オニキスなどがあります。
特に水晶は、数珠に使われる代表的な珠で、仏教で言う七宝のひとつに数えられています。

数珠の扱い方は、数珠を左手にかけて右手を添えるように合わせるか、合わせた両手にかけ親指で軽く押さえて、合掌します。

どんな素材の数珠でも使ったあとは、やわらかい布などで軽く拭くだけにして、水洗いや薬品を使うのは避けてください。使わないときは数珠袋や桐箱、紙箱に保管しておきましょう。



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